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亀田能成,
美濃研,
総合情報メディアセンター
光源には、大別して平行光線と点光源がある。
平行光線は太陽のようなもので、無限遠に位置した点光源と見なすこともでき る。平行光線の場合は、光源方向と光の強さのみがモデルとして必要である。
一方、点光源はある一点から光が発せられ、その位置と物体との距離が明るさ
に大きく影響する。点光源の場合、点光源のもとの強さをI、物体のある一
点に到達する光の強さを
、そこと点光源との距離をdとすると、
の関係がある。点光源を拡張すれば、蛍光灯のような
線光源やパネルのような面光源を規定することも可能である。
以上のことから、本演習では以下のうち一種類以上の光源を利用すること。
に正規化された(R,G,B)で表現する
で減衰する(適宜変更した減衰モデル
を用いてもよい)
に正規化され
た(R,G,B)で表現する
ただし、光源自身を画像に投影することは一般にそのモデル化が困難であるの で、光源を画像に表示することは珍しい。そのような場合は、シェーディング 計算上の光源モデルと別に見え方のモデルを用意してある場合が多い。