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文学部:基礎情報処理実習その7

目次亀田能成美濃研玄関総合情報メディアセンター亀田からの資料と情報 1999/11/30

第7回(1999/11/29)

今回が本演習の最終回となります。
今回は、プレゼンテーションソフトと添付メールについて演習します。


プレゼンテーションソフト

  1. プレゼンテーションとは
    簡単に言えば、何を説明することです。 ただ説明するだけではなく、相手を説得して納得させることが必要です。 日本ではあまり重視されてきませんでしたが、欧米では重視されてきました。 (だからこんなソフトウェアがワープロや表計算と並んで パッケージソフトになっています。)
    もっと平たく言うと、スライド/OHP作成ソフトです。 大学に入って、 スライド/OHPを利用した講義を受講したことがあると思います。 あのようなスライドはもちろんワープロソフトでも作れるのですが、 プレゼンテーションソフトでは より効果的な説得が出来るようになっています。

  2. PowerPoint 97の起動
    本演習では、プレゼンテーションソフトとして Microsoft社の PowerPoint 97 を演習に用います。 新規作成する要領は Word97, Excel97 と変わりません。
    1. 新規作成で「新しいプレゼンテーション」を選んで下さい。 PowerPoint97が立ち上がります。
    2. スライド毎に標準レイアウト(こうしたらいいよ、という推奨枠組み)が 選べるので、最初は「タイトルスライド」を選びましょう。
    3. 後は適当に文字を入れていきます。
    4. 新しいスライドを増やす場合は、「挿入→新しいスライド」を選びます。

  3. PowerPoint97の表示モード

  4. PowerPoint97の色々な機能


添付メール

  1. 添付メールとは?
    電子メールは原則的にテキスト(文字)を送るための手段ですが、 インターネット利用技術の発展に伴い、 テキスト以外にファイルも送れるようになりました。 この技術のことをMime-Encodingといいます。
    Mime-Encodingされたファイルがついている電子メールはよく「添付メール」と 呼ばれているようです。 今回は、この添付メールの送り方とマナーについて演習します。

  2. 添付メールの送信
    送信用電子メールを書くときに使うメーラーソフトには、 大抵の場合、「添付△□」というメニューがついています。 基本的にはそのメニューを選択して指示に従って、 送りたいファイルを指定するだけですみます。

    問題は、 送る相手は貴方と同じ環境であるとは限らないということにあります。 これは添付メールの問題というより、ファイルの中身の問題です。 送るファイルの形式(ないしそのファイルの作成ソフトウェア)が、 送り手と受け手の両方で同じように開いて見ることができないと 意味がありません。
    Windows間、Macintosh間、Unix間では それぞれそれほど問題は発生しませんが、相手が自分と違う環境にいる場合は このことがよく問題になります。 送る前には、電子メールで確認するなどして、 相手の環境を確かめ、相手に送っていいかどうか聞いておきましょう。
    また、添付メールはメールのサイズが一般的にいって巨大になります。 普通の文字だけの電子メールが数キロバイトなのに対して、添付メールでは 添付するファイルのサイズだけ大きくなりますから、注意してください。

    例えば、 相手が28800bpsのモデムでインターネット接続しているような人だとして、 その人に10行ぐらいの電子メールを送った場合、そのファイルサイズは せいぜい2K bytesです。この場合、その人がその電子メールを取得するには

    2 * 1024 * 8 / 28800 = 0.569 秒
    
    ぐらいの時間がかかるだけです。しかし、この人に300K bytesの大きさの 画像ファイルが入った添付メールを送ったとしましょう。すると、今度は
    300 * 1024 * 8 / 28800 = 85.3 秒
    
    で1分30秒ぐらいもかかってしまいますね。 このようなメールを大した用もなく頻繁に送ると、 相手の人にとっては迷惑でしょう。

  3. 添付メールの送信の演習
    これまでに演習で作成した ykameda@ip.media.kyoto-u.ac.jp に送って下さい。 そのファイルの中身と、最初に出してもらったWordの演習レポート、 及び出席点で成績をつける予定です。

    なお、総合情報メディアセンターのWindowsNTでは、 Microsoft Officeで作成したファイルの保存先は初期設定のままなら

    1. マイコンピュータ
    2. →C:
    3. →Winnt
    4. →Profiles
    5. →自分の利用コード(a12b3456など)
    6. →personal
    の下に有ります。

<kameda@kuis.kyoto-u.ac.jp>