2001/09/11
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(2001/09/11)
- 朝、いっこちゃんがMITの英語コースに申し込みに行くために朝早めに
2人で家を出ました。
- 朝食のときのTVはいつも通りののどかなものでした。
- 大学でプログラムについて唸ってると、11時頃に日本のAくんから
メールが。「すごいテロ事件が起きてるけど大丈夫?」
- はぁ?というのが私の第1印象。
- で、WWWで調べてみると小型機がNYのWorld Trade Centerに衝突と。
- てっきりセスナでも当たったのかと思って、それでもすごいなと思ってました。
- が、事情がわかってくるにつれて内容がしゃれになってないと思い知らされる
ことに。
- 学内ビデオチャネル(そんなものがMITにはあるんです)でもニュースを流して
いてAIラボでもそれをTVにつないで学生が立ち止まってはじっと見ていました。
- 昼にお買い物に出かけたついでにGread Dome下のホールを通ると黒山の人だかり
でTVを見つめてました。
- 騒ぐでもなく静かに見ているだけです。でもほとんどの人は深刻な表情してました。
- 希望者にはカウンセリング、お祈りのために教会は深夜まで開けておくとの全学
通知(Vice Presidentより)が12時前にはもう廻ってきました。対応がはやいです。
- (後日談;学長は出張中だったためMITにしばらく戻れないそうです)
- Media Lab経由でCNNのビデオストリームがあるとのメールが来たので、
それを流しながらプログラミング。
- 献血の案内は14時前に来てました。
- 15時にはChancellor名義で案内が来ました。要約すると:
事件には深い悲しみを覚える。
誰が悪いのかについて仮定を置かないように、お互いを尊重し続けて欲しい。
お互いにこの困難な時期を支えあってほしい。
授業は明日以降も続行する。
ただし関係者の休講・欠席については強く推奨し、周囲も配慮すること。
17時からは追悼集会。
教会を開けてお祈りできるようにして、カウンセリングも用意。
ダイニングホールを午前1時まで開放し食べ物を無料で用意して学内TV設置。
献血の案内。
- 日本の大学でこの対応ができるかどうか考え込んでしまった‥。
- 出張中のPresidentからも17時には声明が流れてきました。
- でも今後のことを考えるとあまり集中できず。
- 昼にいっこちゃんに電話しようとしても回線混雑でかけられず。
- Trevorグループのミーティングはどうしようかといいつつ16:00から会合。
- 家に帰ると全てのチャンネルがCM抜きでずっと特番してました。
- 通販チャネルですら追悼の意を表した文章を表示して番組は中止。
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