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はじめに

人間の身体の姿勢や運動を画像から認識する際の問題は、対象である 様々な姿勢を取り得るので、画像のみからでは必要な情報が得られな いことである。このため、予め対象となる身体の形状モデルを用意 し、画像とのモデルマッチングにより認識を行う手法が一般的である。

筆者らはコンピュータグラフィックスの技法を用いて、人間の身体に代表され る多関節物体の形状を正確にモデル化し、それを用いて単眼視のシルエット画 像から姿勢推定を行う方法を提案している。この方法では、関節の動作する範 囲と形状とがモデルに記述できるので、マッチング処理が簡潔になり、シルエ ットのみから姿勢推定が可能である。シルエット画像1枚のみでは隠蔽等によ って一部の部位の姿勢推定が不可能であり、そうした部位についてはマッチン グに矛盾を来さない可動範囲を推定している[1,2]。

本稿では、上述の方法の動画像への拡張について述べる。人間の身体が運動を 行う場合、慣性が生ずる。これを採り入れることで、各フレームにおける探索 範囲の設定を行うと共に、運動の一貫性を考慮した手法を提案する。



Yoshinari Kameda
1997年04月04日 (金) 10時28分20秒 JST