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発表文献, 研究, 資料と情報, 亀田能成


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差分画像

 

動画像から抽出しうる特徴量として、連続する二枚の画像からの画素間の差分 を用いる。差分値は、簡単に計算でき、動作認識に用いる場合、前景と背景を 区別せずともよいという長所をもつ。そこで、本研究ではこの差分値について 考察し、その利用法を提案する。

いま、時間間隔で撮影された時刻の画像を, とする()。画 像中の画素について、その差分 値を式(2)で定義する。この 差分値に応じて、画素は二種類に分類される。 ただし、次式においては画像の位置 における画素値を表す。

 

時刻の差分画像の中で、時刻で顕著に変化するのはである。従って、これらの領域を抽出できれば有用 であると考えられる。



Yoshinari Kameda
1997年04月07日 (月) 17時08分18秒 JST