Kameda,
Research,
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本節では、入力画像に対する制約条件を明示する。本研究で用いる入力画像で
ある手指のシルエット画像は、以下の条件を満たす輝度画像を、背景の最高輝
度値を閾値として二値化した画像である。
-  対象は同一人間の右の手指である。手首を含んだ指先までは欠けること
なく画像上に撮影される。前腕は中途まで撮影される。
-  カメラと対象との距離は一定であり、その距離は既知である。
-  入力画像は、全て同一のカメラパラメータで撮影される。焦点距離に対
して手首の奥行きは充分小さい。
-  前腕の中心軸は、画像面と平行である。
-  照明は間接光ないしそれに近い光源を用いる。
-  背景は黒地とし、画像内には手指以外の物体は写されない。
-  画像データは560 420ピクセルの解像度を有する輝度画像とし、
縦横ともその半分以上の大きさで手指領域が存在する。 420ピクセルの解像度を有する輝度画像とし、
縦横ともその半分以上の大きさで手指領域が存在する。
図3に上記の条件で撮影した手指画像を示す。見やすいように
輝度値を反転し、コントラストを上げている。これを二値化したシルエット画
像が図4である。
   
図 3: 原画像
   
図 4: 入力シルエット画像
 
Yoshinari Kameda 
1997年04月03日 (木) 20時03分13秒 JST